早稲田大学 演劇博物館 演劇研究センター 21世紀COEプログラム 演劇の総合的研究と演劇学の確立
Home 研究コース紹介 演劇研究センター紹介 特別研究生 WEB会議システム 研究活動
 Home > 研究活動 > 年間活動報告 > 演劇理論研究(西洋/比較)

年間活動報告 演劇理論研究(西洋/比較)

研究概要 活動報告 2002 2003 2004 2005 2006 2007
日時 2005年4月1日(金) 15:00〜
会場 西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)
講演 「ポルトガルの演劇」(フランス語による講演。通訳、特別研究生 森佳子氏)
講師:アンドレ(Joao Maria Andre)教授 (ポルトガル・コインブラ大学)
現在来日中のによる講演会を開催いたします。演劇実践家でもいらっしゃる先生に、普段、滅多に聞くチャンスのないテーマによるお話をしていただきます。ふるってご参加ください。
写真

日時

2005年4月5日(火) 18:00〜20:00

会場 西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
タイトル フランス17世紀宮廷バレエのバロック性
講師 伊藤洋氏(前・早大演劇博物館館長=COE拠点リーダー)

日時

2005年4月19日(火) 18:15〜20:00

会場 8号館3階、会議室305
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
特別研究生発表 長谷川悦朗氏   司会 福中冬子氏
「復活の劇場 ―オペラ上演の時空間―」
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年5月10日(火) 18:15〜20:00

会場 西早稲田キャンパス8号館2階会議室219
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
特別研究生発表 山田高誌氏
ピッチンニの“コメディ・ラルモワイヤント”からの脱却?
―ピッチンニ作曲・喜劇オペラ《ニセのトルコ人》(1762, Napoli) の源流となる新発見台本資料(1749, Napoli)と、《アメリカのナポリ人》(1768, Napoli) との比較から明らかになる1760年代の様式転換 ―
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年5月14日(土) 13:30〜17:00

会場 西早稲田キャンパス6号館3階307-3教室
研究会 ベケットゼミ
発表者 高山典子
『マロウンは死ぬ』における死
発表者 菊池慶子
PhisiqueなものとImaginaireなもの:『伴侶』における物理的身体と自我について

日時

2005年5月24日(火) 18:15〜20:00

会場 西早稲田キャンパス8号館4階406教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
音楽作品の演劇性―モーツァルト曲を実例に
講師 茂木一衛氏(横浜国立大学教授)
発表
趣旨
趣旨ダウンロード

日時

2005年5月28日(土) 14:40〜16:40

会場 戸山キャンパス 31号館 311−312教室
研究会 第1回演劇論講座
コンメディア・デッラルテの研究と舞台上演
講師:高田和文教授(静岡文化芸術大学)
※入場無料・予約不要(一般聴講歓迎)

日時

2005年6月7日(火) 18:15〜20:00

会場 西早稲田キャンパス8号館4階406教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
「ベルリンのスポンティーニ
―舞台絵画に見るドイツ・オペラの系譜とガスパーレ・スポンティーニの影響―」
発表者 鈴木淳(COE特別研究生)
発表
要旨
発表要旨ダウンロード

日時

2005年6月18日(土) 13:30〜17:00

会場 西早稲田キャンパス6号館3階307-3教室
研究会 ベケットゼミ
発表者:片岡昇
「夜と夢における錯視構造の分析」
発表者:島貫葉子
ベケットとニヒリスム 評論『プルースト』における引用の問題」

日時

2005年6月21日(火) 18:15〜20:00

会場 西早稲田キャンパス8号館4階406教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
「17世紀フランス宮廷バレエ時代の踊りと音楽」
講師 関根敏子氏(研究協力者・ 昭和音楽大学講師)

日時

2005年7月2日(土) 15:00〜17:00

会場 戸山キャンパス31号館311−312教室
研究
発表会
演劇理論研究(西洋/比較)コース特別研究生発表会

1.特別研究生発表
(1) 本多まりえ:『ホフマンの悲劇』とエセックス伯の失脚
(2) 村井華代:演劇性研究の現在と反演劇性研究の可能性
(3) 袴田麻祐子:「日本のレビュー文化 - 西洋志向と近代化の観点から」

2.博士論文執筆報告
福中冬子:Wolfgang Rihm: Interpretive Examination of his Creative Sources
(Ph. D. in Musicology, New York University, Graduate School of Arts and Science, 2003)

要旨 要旨ダウンロード
写真

日時

2005年7月5日(火) 18:15−20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館4階、406教室
研究
発表会
「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
「ジャンル確立と閉塞の力学 ──宝塚の「少女文化」化」
発表者:袴田麻祐子 (COE特別研究生)
要旨 要旨ダウンロード

日時

2005年7月19日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館4階406教室
講座 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
講演:「バーナード・ショーが解釈したワーグナー《ニーベルングの指環》」
講師:高橋宣也氏(慶應義塾大学助教授)
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年7月22日(金) 15:00〜17:00

会場 西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)
講座 第2回演劇論講座
テーマ:ロシア史の中のチェーホフ
内容:チェーホフ劇はロシア、ソ連時代に様々な解釈、形式で演じられてきた。その歴史をたどりながらチェーホフ劇の本質にせまる。
講師:堀江新二教授(大阪外国語大学)

※参加者はチェーホフの『桜の園』または『三人姉妹』を読んできてくださることが望ましい
写真

日時

2005年7月26日(火) 15:00〜18:00

会場 西早稲田キャンパス8号館4階406教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
特別研究生発表 森田まり子氏
「モスクワのオペラ事情」
(司会 特別研究生 福中冬子氏)
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年7月27日(水) 14:00〜17:00

会場 文学部キャンパス36号館582教室
研究会 第3回シェイクスピア・セミナー
ポストコロニアル・シェイクスピアは本当にこわいのか?
本橋 哲也 氏(東京都立大学助教授)

研究会、シンポジウム「演劇・国家・政治 現代演劇の戦略」

パリ第10大学演劇映画表象研究センターと早稲田大学演劇博物館との間で学術交流協定が調印されるのを記念して、パリ第10大学より、研究の質の高さで広く知られる2名の教授を招聘し、またドイツを代表する論客のハンス=ティース・レーマンの参加を得て、現代演劇の表象=上演システムにおける「政治(性)」の問題を再考する研究会およびシンポジウムを開催します。

前半の研究会では、芸術文化を舞台として、国家と市場の間で展開する矛盾と葛藤、さらにその劇中に巻き込まれる芸術家の自由度の問題を論じます。シンポジウムにおいては日本の現代演劇を代表する演出家および批評家を交えて、日本とフランスの演劇人および研究者の相互理解と交流を図ります。後半においては、さらにドイツを代表する論客のハンス=ティース・レーマンの参加を得て、フランスとドイツの演劇を中心に、国民国家を生み出した「古い」ヨーロッパの20世紀演劇における、「国際」概念を歴史的に再検討するとともに、これからの新しい演劇共同体の可能性を論じます。以下に各日の議論の概要を掲げますが、若干の変更があり得ることをご了承下さい。(最新の情報は適宜WEB上に掲載いたします)

前半の研究会では、通訳を介さずに、密度の濃い議論が直接に交わされるような場を作り出すとともに、シンポジウムと後半の研究会では、通訳を通じて、より広汎な関係者を集めて、幅広い議論の交流の場となることを企図しています。大勢の方々の参加を心よりお待ちしております。

主催:早稲田大学21世紀COE演劇研究センター、早稲田大学演劇博物館、早稲田大学第一文学部演劇映像専修
協力:パリ第10大学演劇映画表象研究センター、日仏演劇協会

2005年9月29日(木)18:00-21:00 
講演:「演劇・国家・市場 文化公共政策を再考する」(フランス語・通訳なし)
講師:エマニュエル・ヴァロン
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)


フランスにおいて文化省が発足して40年以上が過ぎ、公共政策としての文化政策の重要性と必要性は、フランスのみならず、日本においても理解されるようになってきたといえよう。だが、「市場」が支配する領域がさらに拡大を続け、「公共性」の定義も問い直されている今日、国あるいは地方自治体が担うべき役割にはどのような変化が現れようとしているのか考える。
2005年9月30日(金)18:00-21:00
講演:「演劇・国家・市場 ≪間隙≫の詩学/政治学」(フランス語・通訳なし)
講師:ジャン・ジュルドゥイユ
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)


演劇人、演出家、翻訳者、大学教師、詩人、ドラマトゥルグとして、一つの形容詞には決して収まらない活動を繰り広げてきたジュルドゥイユが、自らの芸術家としての遍歴を語るとともに、それを通じて、演劇制度の内部で、人を拘束しようとする規則と、その規則の間隙を縫うようにおこなわれる「遊び=ゲーム」の可能性、その詩性と政治性を再考する。
2005年10月1日(土)14:00-17:00
シンポジウム:「演劇・国家・市場 公共演劇の再創造 創造の現場からの証言」(日本語通訳つき)
パネリスト:エマニュエル・ヴァロン、ジャン・ジュルドゥイユ、宮沢章夫、西堂行人
会場:早稲田大学文学部キャンパス36号館681教室


フランスにおけるアンテルミタンが巻き起こした危機、日本における指定管理者制度の導入に伴う議論が示すように、国家ないし地方自治体などの公権力が、文化の全面的な後見人・保証人となる制度はその限界を見せ、今日、市場が支配する領域がますます拡大してきている。演劇人および劇場が手にした自由度もまた、変容しつつある。文化が、民主主義の要請よりもマーケットの要請に左右されるようになる時代に、表現者はいかなる距離を、自らの遊び、表現のために確保することができるのだろうか。演出、劇作、批評、政策、さまざまな側面から演劇および演劇教育に関わる4人が議論する。

2005年10月3日(月)18:00-21:00
「現代演劇における≪国際性≫の系譜学」(日本語通訳つき)
講師:エマニュエル・ヴァロン、ジャン・ジュルドゥイユ
コメント:ハンス=ティース・レーマン、エレン・ヴァロプル
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス14号館8階801会議室

現代芸術が他者(性)を志向することは今日、もはや自明のことにも思われる。特に20世紀後半では、国民国家の境界線は、乗り越えられるべき存在として位置づけられてきたし、現在でも国際コラボレーションは、とりわけ行政にとっての需要は大きい。ピーター・ブルック、アリアーヌ・ムヌーシュキン、イエジィ・グロトフスキ、エウジェニオ・バルバといった、戦後現代演劇の創始者たちにとっての「国際性」、国境線を廃棄した演劇共同体のユートピアに源泉を求めながら、現代演劇に取り憑いて離れない「文化的他者」の問題を、再検討する。

2005年10月4日(火)18:00-21:00
「ヨーロッパ演劇の未来」(日本語通訳つき)
講師:ハンス=ティース・レーマン、エレン・ヴァロプル
コメント:エマニュエル・ヴァロン、ジャン・ジュルドゥイユ
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス14号館8階801会議室

紆余曲折を経ながら統合が進むヨーロッパにおいて、国民演劇としての各国演劇の総体ではないような、ヨーロッパ演劇を見出すことはできないだろうか。現代演劇において、国家や文化を横断するような、「ポストドラマ的」な特徴を見出すことは可能ではないだろうか。伝統、テクスト、身体、空間をキーワードに、境界の意味を改めて問い、ヨーロッパの演劇に見られる新しい政治性と社会性を考察する。

パリ第10大学および招聘講師の紹介

パリ第10大学
パリ郊外ナンテール市に立地する、第二次世界大戦後に作られた比較的新しい総合大学で、1968年五月革命の端緒を開いた、学生の抗議運動の舞台となったことでも知られる。パリ首都圏において、演劇研究の拠点となっている3つの大学の一つであり、フランスおよびヨーロッパの演劇研究をリードする有数の拠点であるとともに、近年は演出家、ドラマトゥルグ、制作者など実践者の養成も開始し、多様な成果を上げている。

ジャン・ジュルドゥイユ
パリ第10大学舞台芸術科教授。フランスにおけるベルトルト・ブレヒト、さらにハイナー・ミュラーをはじめとするドイツ現代演劇の翻訳者・紹介者として、演出家ジャン=ピエール・ヴァンサンのドラマトゥルグとして、さらに自分自身、演出家として、きわめて多才かつ多彩な表情を持つ演劇研究者である。

エマニュエル・ヴァロン
パリ第10大学舞台芸術科教授。政治学の博士号を持ち、演劇学と政治学の2つの学科で教鞭を執る、これまた多様な顔を持つ演劇研究者である。演劇を中心とする文化政策の専門家として、フランス文化省における政策の立案や実施にも関わるほか、より広く演劇と政治(性)の関係を論じる。

ハンス=ティース・レーマン
フランクフルト大学演劇・映画・メディア学科教授。フランス語や英語も完璧に操り、ヨーロッパの各国演劇に広く通じており、ドイツのみならずヨーロッパを代表する演劇研究者である。主著『ポストドラマ演劇』(谷川道子ほか訳、同学社)。

エレン・ヴァロプル 演劇評論家・翻訳家。アテネで法律を学んだ後、パリ第3大学
にて演劇学、記号学、メディア論を学ぶ。ギリシャやドイツの大学で演劇を教えた経
験を持ち、ゲーテ、ブレヒト、ベンヤミン、そしてとりわけハイナー・ミュラーをギ
リシャに紹介した功績によって知られる。


日時

2005年10月11日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館B105教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
第46回研究会
講演:「森鴎外のオペラへの夢とプライド」
講師:瀧井敬子氏
※参加自由・予約不要

日時

2005年10月22日(土) 13:30〜17:00

会場 西早稲田キャンパス6号館3階307-3教室
研究会 ベケットゼミ
発表者:大野麻奈子
「戯曲と小説のはざまで―『クラップの最後のテープ』におけるト書き」
発表者:宮本みゆき
「『勝負の終わり』『しあわせな日々』における「苦しむ身体」が表現しているもの」

日時

2005年11月8日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館B105教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
タイトル:オペラ史研究のための序章−ヨーロッパ市民社会と音楽
講師 松本 彰氏(新潟大学人文学部教授、日本クラヴィコード協会会長)
※司会 弓削尚子氏
内容 以前、「ヴァーグナー−ドイツ市民社会と音楽」、歴史学研究会編『講座世界史 第7巻 人は近代をどうとらえたか』東京大学出版会,1996年 (167-184ぺージ)を書きました。オペラ史を「市民社会と音楽」のなかでどのように考えるのか。最近のオペラ研究会の成果を参考にさせていただきながら、広くヨーロッパ史におけるバロックから古典派へのオペラ史の歩みを、考えてみたいと思っています。

日時

2005年11月12日(土)14:40〜17:00

会場 戸山キャンパス31号館311−312教室
研究会 演劇論講座
「ギリシャ悲劇の可能性 〜想像力と状況証拠で読む〜」
講師:山形治江先生(日本大学教授)
※予約申し込み不要・入場無料
内容 ギリシャ悲劇は、同時代性をもつ現代劇であり、癒しの演劇だったかもしれない。そこには、笑いの要素や性的にきわどい表現が含まれていたかもしれない。誰も語らなかった、最古の演劇の多様で意外な可能性を探る。
写真

日時

2005年11月22日(火)18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館B105教室
研究会 COEオペラ研究会、第48回研究会
『早稲田大学演劇博物館「大石コレクション」について』
発表:特別研究生 関根裕子氏・森佳子氏
※予約申し込み不要・入場無料
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年12月2日(金)18:00〜20:00

会場

西早稲田キャンパス6号館318教室

研究会 ミヒャエル・へルター集中講義『ベケットの劇場』
ヘルター氏講演「ベケットの『勝負の終わり』」
言語:ドイツ語(通訳:河合純枝)
参加無料 予約不要
講師
略歴

ミヒャエル・へルター:
劇場のドラマトゥルク、ベルリン芸術院秘書官をつとめた後、74年に芸術家会館ベタニエンを創設、99年退職まで館長を務める。93年国際アーティスト・イン・レジデンスのネットワークRes Artis 設立。現在、講演、執筆、キュレーターに専念。著作多数。ベケットが自身の作品をドイツで演出した際にドラマトゥルクを務める。その共同作業については『ベケット伝』のなかでも触れられている。

堀真理子:
ロンドン大学大学院演劇専攻M.A.
1997年−至現在:青山学院大学経済学部教授
2000年4月‐9月:米国プリンストン大学客員研究員
専門は現代英米演劇だが、近年は日本でのベケットの受容に関して先駆的な研究を続けている。共著『ベケット大全』(白水社、1999)共訳『ベケット伝』(白水社、2003)。

鈴木理江子
1974年〜88年:劇団転形劇場に所属
1999年よりスリーポイントを主宰し『ベケット・ライブ』を開始。 2005年まで全六作を上演
1997年:美術展『ブラン・ヴァン・ヴェルデ展』(東京:草月美術館)企画・開催
2007年より立教大学映像身体学科教授に着任予定。

写真

日時

2005年12月3日(土)15:00〜18:00

会場

西早稲田キャンパス6号館318教室

研究会 ミヒャエル・へルター集中講義『ベケットの劇場』
ゲストスピーカー 堀真理子(青山学院大学教授)
「日本の小劇場第一世代のベケット受容」
言語:英語
参加無料 予約不要
写真

日時

2005年12月4日(日)15:00〜18:00

会場

西早稲田キャンパス6号館318教室

研究会 ミヒャエル・へルター集中講義『ベケットの劇場』
ゲストスピーカー 鈴木理江子(女優)
「ベケットの戯曲を演じて〜『芝居』『わたしじゃない』など」
言語:日本語とドイツ語(通訳:河合純枝)
参加無料 予約不要
写真

日時

2005年12月5日(月)16:30〜18:00

会場

西早稲田キャンパス6号館318教室

COE
公開
講座
オーストリアの民俗芸能:厄払いの仮面
講師:オーラフ・ボックホルン(ミュンヘン大学客員教授)
謝肉祭、カーニヴァルなどとの関連で、オーストリアの民俗芸能を具体的に検証していく。ドイツ語圏の他の地域との比較研究も視野に入ってくるであろう。オーストリアの謝肉祭劇との関連で、厄払いの仮面について具体的に検証することで、ドイツ語圏の民俗芸能の様々な側面を研究する。
入場無料・予約不要
ドイツ語による講義(日本語通訳あり)

日時

2005年12月6日(火)18:15〜20:30

会場

西早稲田キャンパス 8号館B105号教室

研究会 COEオペラ研究会 第49回研究会
特別研究生 中山智子氏発表
「喜劇における男装のヒロインの誘惑の変遷
−パリのイタリア人劇団、縁日芝居、オペラ・コミックのレパートリーから−」
入場無料・予約不要
発表
要旨
要旨ダウンロード

日時

2005年12月20日(火)18:15〜20:30

会場

西早稲田キャンパス8号館B105教室

研究会 COEオペラ研究会 第50回研究会
講演:立神粧子氏
「音符に見るドラマ 〜モーツァルト作曲、《ドン・ジョヴァンニ》における重唱シーンの楽曲分析を通して〜」
※予約不要・入場無料

日時

2006年1月14日(土)14:40〜17:00

会場

西早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)

研究会

第4回演劇論講座
テーマ:「東欧の演劇――ルーマニア語圏の演劇を中心に」
講師:七字英輔(株式会社テスピス、国際演劇評論家協会(ATCT)日本センター)
内容:人間の感情を豊かな身体性で表現するルーマニア演劇、その隣国でルーマニア語を使いながらソヴィエト連邦に属していたためにロシア演劇の影響をも強く感じさせるモルドヴァ演劇。今、最も多彩な才能を生み出している東欧演劇を両国の演劇を中心にして紹介する。
※予約不要・入場無料

講師略歴:月刊「ローリングストーン」日本版(ローリングストーン・ジャパン社)、季刊「is」(ポーラ文化研究所)編集長を経て(株)テスピス設立、代表取締役に就任。1982年頃より各紙誌に演劇批評を掲載。読売演劇大賞選考委員(94〜00年)、文化庁芸術祭審査委員(93〜95、97〜99年)などを務める。92年に韓国から劇団木花、96、01、03年と三度モルドヴァからウジェーヌ・イヨネスコ劇場を、02年にはルーマニアからラドゥ・スタンカ劇場を招聘した。また日本の劇団のルーマニア、モルドヴァ公演をサポートするなど、両国との演劇交流の窓口役を果たしている。著書に『演劇は越境する』(三一書房)がある。


日時

2006年1月17日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館B105教室
研究会 「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト
講演 「リヒャルト・ヴァーグナーにおける「ドイツ的なもの」の理念の変遷」
講師 吉田寛氏 (国立音楽大学/多摩美術大学)

日時

2006年1月26日(木) 15:00〜17:00

会場 文学部キャンパス32号館227教室
研究会 「シェイクスピア・セミナー特別講演」
タイトル: Shakespeare and Modern Film Adaptation :'The Merchant of Venice'
講師:マイケル・ジャーディン教授
※使用言語:英語

最新映画『ヴェニスの商人』を中心に、シェイクスピア作品の映画化における問題点を、テクストが映画として立ち上がる際の社会的・文化的な差異を考慮しつつ、最新の解釈を交えて講演して下さる予定です。

日時

2006年3月10日(金) 14:00〜16:30

会場 文学部キャンパス36号館 演劇映像実習室
研究会

2005年ノーベル文学賞受賞作家ハロルド・ピンターをめぐって
『灰から灰へ』リーディングとトーク

2005年にノーベル文学賞を得たばかりの英国の劇作家ハロルド・ピンター(1930年生)。『灰から灰へ』(Ashes to Ashes)は、ロンドンで1996年に初演された一幕物戯曲である。

コーディネイター:谷岡健彦(東京工業大学助教授)
出演:瀬戸口郁(文学座)、石井麗子(文学座)、神野崇 (文学座)

予約不要・入場無料


『初期オペラの研究−総合舞台芸術への学際的アプローチ』出版について
本COEプログラム「演劇理論研究(西洋/比較)コース」、「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクトの2年余にわたる研究活動の成果を凝縮した『初期オペラの研究 −総合的舞台芸術への学際的アプローチ』が、彩流社より刊行されました。日本では近年、オペラ文化がますます活況を呈している半面、学術的な面でのオペラ研究は、まだまだそれにふさわしい進展をみせていないように思われます。本書は、そうした現状に一石を投じるべく、演劇学を中心に、さまざまな専門分野に属する12人の研究者が結集した学際的・総合的なアプローチとして、特に「17、18世紀」という共通項を設定し、オペラ/音楽劇に内在する諸問題の解明を試みたものです。
2005年4月28日発行
出版:彩流社
ISBN:4-88202-994-4
定価3500円+税

『知の劇場、演劇の知』出版について
本COEプログラム演劇理論研究(西洋/比較)コースが開催いたしました演劇論講座の記録を『知の劇場、演劇の知』としてぺりかん社より刊行いたしました。内野儀、宇野邦一、大橋洋一、桑野隆、谷川道子という第一線でご活躍の先生方による演劇論です。
2005年3月31日発行
出版:ぺりかん社
ISBN:4-8315-1106-4
定価3570円

 

研究概要 活動報告 2002 2003 2004 2005 2006 2007


pagetop
| Home | 研究コース紹介 | 演劇研究センター紹介 | 特別研究生 | WEB会議システム | 研究活動 |

早稲田大学演劇博物館 演劇研究センター事務局
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 TEL.03-5286-8110
Copyright 2004 The Tsubouchi Memorial Theatre Museum, all rights reserved