早稲田大学 演劇博物館 演劇研究センター 21世紀COEプログラム 演劇の総合的研究と演劇学の確立
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研究コース紹介

アーカイブ構築研究(演劇)
「アーカイブ構築研究コース」では、演劇研究センターにおける研究活動の基礎となるべく、演劇博物館所蔵資料のデータベース化・デジタルデータ化を進め、その過程で生じる問題点について、演劇資料としての特性や研究における使用方法などを勘案しながら、解決を試みている。演劇博物館所蔵資料はジャンルも多様で、点数も桁外れに多いので、微細な相違にも十分注意をはらいつつ、はやく概要が把握できるよう分類・整理を進めている。まとまったものから、順次サーバ上の検索が可能な形で公開する予定である。

アーカイブ構築研究(映像)
映像アーカイブコースでは、以下のようなプロジェクトをもうけて、研究の推進にあたっている。
1. グリフィス・プロジェクト 2. 都新聞アーカイブ・プロジェクト 3. その他のアーカイブ作業

演劇理論研究(西洋/比較)
演劇理論研究(西洋/比較)コースでは、コース全体として複数の演劇論講座を設置し、そこでは北欧・フランス・ドイツ・イギリス・アメリカ・アイルランド各国の演劇研究の第一線で活躍する研究者を招聘した。その講義を通じて欧米の演劇の状況や最先端の演劇理論についての知識を共有し理解を深めるとともに活発な討議を行い、研究を推進しています。また、同時に担当教員独自の研究テーマに沿った多様なプロジェクトを設置し、これまで演劇研究では手付かずであった分野を含め、舞台創造の実践家の協力も仰ぎつつ、多彩な研究活動を展開しています。さらに、COEゼミや博士論文執筆経過報告会など特別研究生の研究発表の場を積極的に設けて博士論文執筆の支援に努めています。 主として以上の三点により、日本における西洋/比較演劇研究の拠点形成を目指します。

演劇理論研究(舞踊)
演劇理論(舞踊)研究コースでは、T「日本における舞踊学の確立」、U「市川雅ダンスコレクション・アーカイブ構築」の二つのプロジェクトを核に研究活動を行っている。Tは各種研究領域における内外の研究動向を把握することによって、舞踊学確立に向けた課題を明らかにすることを目的にしており、Uは故市川雅早稲田大学客員教授の寄贈したダンスコレクションを整備し、一般公開することによって舞踊学研究に貢献する拠点形成基盤を固めることを目的にしている事業である。日本の大学には舞踊学専攻コースが少ない、また舞踊図書館・博物館も存在しない、という現状からして、本コースの事業には大きな期待が寄せられているが、これまでの研究活動(研究会・講演会他)に、本学の教官・学生のみならず学外からも多くの舞踊研究者と学生が参集して有意義な研究交流が行われている。(統括 片岡康子早大文学研究科客員教授)

演劇理論研究(東洋)
演劇理論研究(東洋)コースは、「東アジア演劇における近代」というテーマをめぐって各種の研究活動を推進している。2005年度には、これまで取り組んできた二つの課題、 1:「近現代中国演劇における身体・教育・政治」 2:「中国演劇と西洋近代の受容−文明戯を中心に」 を核に、「東アジア演劇における近代」をめぐる様々な話題に関して、研究と討論のための環境を引き続き整えていく計画である。
古典演劇研究(能楽)
古典演劇研究(能楽)では、2つのメインプロジェクトを立ち上げて研究・教育活動をおこなっている。
1.古楽器復元研究プロジェクト(鼓筒の研究) 2.謡曲の復元的研究プロジェクト

古典演劇研究(人形浄瑠璃文楽)
人形浄瑠璃文楽が、いかなる演劇で、約3世紀にわたって何を伝承し、今後いかにそれを継承していくか。古典芸能であり、ユネスコ世界遺産にも指定された人形浄瑠璃文楽は、正しい伝承を体現した上演によってのみ、現代の観客を感動させることが可能であるが、それはどのように実現されうるか−この課題に、学術的かつ具体的に取り組む研究である。文献学的研究のみに留まることなく、文楽の第一線の演者の協力を得て、実際の復曲奏演に種々の方法で取り組むことにより、人形浄瑠璃文楽の伝承の裾野を広げ、文楽の上演を真の意味で活性化させるために、指導的役割を果たす研究でありたいと考えている。

古典演劇研究(歌舞伎・日本舞踊)
歌舞伎・日本舞踊における表現技法研究と文学研究の融合による新しい演劇学の確立を目指す研究プログラムです。 文献に拠るテキスト研究を核にして、映像音源資料に拠る表現技法の分析を行ない、技芸伝承者との共同作業に拠って、歴史的名作の復活、失われた表現技法の復元、稀曲の上演を目指します。

芸術文化環境研究
芸術文化環境研究コースでは、公共空間の利用に関する研究プロジェクト、特別研究生・大学院生・関係教員が参加する定期的な研究会(COEゼミ)、外部より専門家をお呼びしての研究会、の大きく3つの柱を中心に研究・教育を進めている。



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