■WEB会議システム(国際演劇研究プラットフォーム)
 
○導入の趣旨
演劇研究センターでは演劇研究における世界的な拠点形成を主眼として双方向の研究情報交換を進めており、この目的を実現するための基盤として2002年度から2006年度までの期間で「国際演劇研究プラットフォーム」の構築を計画しています。2002年度はプラットフォームを構成する主要ツールの一つとして「WEB会議システム」を導入しました。地理的にどこにいても会議へ参加でき、リアルタイムの情報交換を可能にするコミュニケーションツールを活用し、国際的な研究ネットワーク構築や演劇研究者の養成を目指します。
○システム概要
セントラ社の同期型e-learningシステム「Centra One Symposium」をベースとし、東日本電信電話株式会社、エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社、演劇研究センターが共同で導入しました。双方向同時音声会話、画像配信、意思表示、アンケート、アプリケーション共有、資料共有などの多彩な機能により、インターネット上で遠隔地を結んだコミュニケーション、コラボレーションを行うことができます。参加者側に必要な機材はPC、USBカメラ、マイク、スピーカー(マイク、スピーカーはPC内蔵でも可)だけであり、テレビ会議と異なり設備・維持コストが安価なことも特徴の一つです。
http://www.mediaselect.co.jp/news/0303/14/0303140061.html
○想定される利用モデル
・海外の研究拠点と演劇研究センターを結んでのオンライン国際演劇研究集会
・演劇研究センターからの海外留学者と国内の研究者・学生との研究会
・海外の研究者同士の研究会
・海外の研究者・演劇人を交えてのオンラインシンポジウム
・海外と国内の演劇学専攻学生への同時遠隔講義
・プロジェクト用の常設オンラインラウンジ
この他にも様々な活用を計画しています。

○利用にあたって

・Web会議開催までの流れ

[事前相談]
参加者人数5人以上あるいは海外からの参加者がある場合は、できるだけ早い時点で企画案を演劇研究センター事務局までお知らせ下さい。初めて利用する場合は特に入念な準備が必要となりますのでご注意下さい。参加者人数が5人未満かつ国内拠点のみの場合は下記利用申請からで結構です。

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[利用申請]
開催予定日の3週間前までに下記の必要事項をメールに明記し事務局アドレス宛に送信してください。

必要事項:利用予定日、利用目的、接続拠点、配信資料の有無、
カメラ/ヘッドセットの必要有無と数量、開催当日のサーポートの必要有無、代表者氏名、担当者氏名、参加者氏名、代表者・担当者・参加者それぞれの所属、電話番号・内線番号、メールアドレス

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[打ち合わせ]
開催代表者(または担当者)と事務局Web会議担当者とで打ち合わせを行い詳細を確認します。

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[配信資料提出]
会議開催の際、各参加者の画面上に配信表示する資料(各種ファイル)がある場合は、開催1週間前までに事務局へ所定の形式で提出してください。

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[参加者へ周知]
開催日程などの参加者への周知は基本的に開催代表者または担当者が行ってください。

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[事前接続]
ネットワーク環境確認、クライアントソフトウェアのダウンロードのため、
参加者は実際に接続に利用するPCから事前にWeb会議ページへアクセスする必要があります。

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[会議開催]

・利用目的
 演劇博物館21世紀COEプログラム、演劇研究センターの趣旨に沿う目的とします。
・利用資格
 演劇博物館/演劇研究センターの教職員・研究員・その他
演劇研究センター拠点リーダーが適当と認めた者とします。
・利用定員
 10人程度までですが、順次増やしていく予定です。
・利用時間
 原則として常時利用できます。ただし毎週月曜午前3:00から1時間程度、自動メンテナンスのため停止します。
人員の対応は演劇研究センター事務局の業務時間内(大学規定に準ずる、通常平日午前9時〜午後5時)とします。
・参加者の推奨システム要件
 OS:日本語版・英語版Microsoft Windows98以降
 CPU:Pentium300Mhz以上
 RAM:128MB以上
 HDD:空き容量100MB以上
 ディスプレイ:解像度1024×768以上HighColor16bit
 音声:全2重音声対応
 ブラウザ:JavaとJavaScriptが使用可能なMicrosoft InternetExplorer4.01以降またはNetscapeNavigator4.51以降
 ネットワーク:56kbps以上の帯域を確保できるインターネット接続
 USBカメラ
 マイクとスピーカー(PC内蔵でも可)、または両方の機能を持つヘッドセット
・機器貸与
 PC、USBカメラ、ヘッドセットについては事務局で貸与用に用意してあります。
ただし、PCについては原則として学内での利用に限ります。またいずれの機器も数量に限りがあります。