アーカイヴコース(映像)では、D・W・グリフィスの初期短編収集、希少フィルムの復元および大連博物館
におけるフィルム発掘作業を昨年度に引き続き行っている。収集したフィルムに関する研究会を開催し、フィルムの上映とともに、それらのフィルムが持っている歴史的な意義の検討を行っている。また昨年度からグリフィスの1908
年から1909 年のフィルムに関する研究会を開催し、今年度に入ってから中国映画におけるハリウッド映画の影響など、より広い領域での研究発表を行った。またプロジェクトの過程で発見したジョセフ・フォン・スタンバーグの『女の一生』1929
は、イタリアのボローニャ復元映画祭で上映された。
■担当者
〈事業推進担当者〉
小松 弘 早稲田大学文学学術院教授
岩本 憲児 早稲田大学文学学術院教授
武田 潔 早稲田大学文学学術院教授
長谷 正人 早稲田大学文学学術院教授
〈客員研究助手〉
畠山 宗明 早稲田大学演劇研究センター客員研究助手
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