公開研究会&研究会
「フランスの公共劇場運営 --Theatre71を例に」
講師:ピエール・アスカリッド氏
(国立舞台Theatre71芸術監督。俳優、演出家、劇作家)
日時:講演会 2007年2月27日(火)18時30分〜20時30分
研究会 2007年2月28日(水)18時30分〜20時30分
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス 6号館 3階 318教室(レクチャールーム)
コメンテーター:松井憲太郎COE客員教授(世田谷パブリックシアター)
<通訳あり>
パリ市近郊のマラコフ市に1971年にオープンした劇場「Theatre71」は、1992年の改修と同時に国立舞台(セーヌ・ナショナル)の一つとなり現在に至っています。516席からなる劇場とバー、ショップ、隣接する映画館とで構成されている決して大きくはない施設ですが、演劇を中心とし、ダンスや音楽、また子供向けのプログラムなどを実施しています。アスカリッド氏はこの劇場で1984年より芸術監督(ディレクター)を務めています。
27日の講演会では、国立舞台の一つであるTheatre 71の概要やその活動方針、運営方法、また地域や文化政策との関わりなどを中心に、フランスにおける公共劇場の運営についてお話いただく予定です。翌28日の研究会では、世田谷パブリックシアターのプログラム・ディレクターである松井憲太郎COE客員教授とともに、地域の公共劇場としての使命やその運営、また国内外の他の劇場・文化施設との連携・共同制作といったことについて、日本とフランスの事例を比較し、参加者ともディスカッションしていきたいと考えています。
アーツ・マネジメントや文化政策、またフランス演劇に関心のある学生・研究者の方、あるいは現場でご活躍の方など、多くの方のご参加をお待ちしています。どちらか一回のみの参加でも歓迎いたします。 |