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年間活動報告 古典演劇研究(歌舞伎・日本舞踊)

研究概要 活動報告 2002 2003 2004 2005 2006 2007
『歌舞伎登場人物事典』刊行のお知らせ
2006年5月刊行
河竹登志夫監修・古井戸秀夫編集 白水社

古典演劇研究(歌舞伎・日本舞踊)コースで行ってきたテキスト分析研究の成果として、『歌舞伎登場人物事典』が白水社から出版されました。登場人物に焦点を当てた研究的な事典はこれまでにありませんでした。
歌舞伎に登場する人物約2300人を取り上げ、人物の行動、先行作品やモデル(史実、伝説)や現行の演出などを、図版を多数掲載しながらまとめています。重要な人物はもちろんのこと、気になる端役まで取り上げています。
付録は衣装と鬘をイラスト入りで解説した「歌舞伎の扮装」と、現代の歌舞伎を知る上で参考となる書籍を紹介した「芸談・型の記録・写真集一覧」。巻末には登場人物索引、作品別索引、作品所収一覧があります。二種類の索引があることで、歴史上のモデルや、作品から人物を関連づけて引くことが可能となりました。作品所収一覧には戯曲の主な翻刻、参考文献が記載されています。


歌舞伎のテキスト分析研究
歌舞伎のテキストを分析して、作品研究の可能性を追求することを目的とするプログラムです。研究成果として、河竹登志夫監修・古井戸秀夫編集『歌舞伎登場人物事典』(2006・5、白水社、1,076頁)を刊行しました。

日本舞踊復元研究
歌舞伎舞踊の復曲、舞踊技法の復元を目的とします。2005年11月に復活上演しました『女と影』のDVDを作成するための準備をしました。順調に行けば、2007年5月に出来上がる予定です。

日本演劇の翻訳プログラム
日本演劇の翻訳と外国人留学生の博士論文の指導を目的とするプログラムです。アンネ・ペータース翻訳のノルウェイ語版三島由紀夫作『近代能楽集』は、ノルウェイの翻訳賞にノミネートされました。

歌舞伎台本研究会・鶴屋南北のテキスト分析研究
『未刊鶴屋南北全集』の準備として、歌舞伎台本の翻刻の歴史を振り返り、翻刻の方法と特色について検討しました。

舞踊正本研究会
歌舞伎の舞踊・音楽にかかわるテキストを、音楽学の研究者とともに分析することを目的とするプログラムです。2006年11月25日(土)に「楳茂都陸平の舞踊譜」の研究会を開催しました。この研究会は、舞踊学のコースと共同で開催されたものです。舞踊学・音楽学の研究者の共同作業を基礎に、稀音家義丸氏により長唄「業平」が復曲演奏されました。現在、CDによる音の再現を付けた研究会の記録を準備中です。

「演劇と美術」研究会
2005年に行なった「坪内逍遙没後七十年シンポジウム」の記録集をCOE紀要別冊として刊行いたしました。
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